ロシア代表と日本代表は天地の差;F1フランスGP

深夜から早朝にかけて行なわれたユーロ2008準々決勝の蘭露対決を見て興奮した
残像がまだあって、それで見た日本vsバーレーンは怖ろしく退屈な試合(苦笑)。
世界のトップモードから日本はまた取り残されたどころか、こんなんで
最終予選は大丈夫ですか?という印象ですね。
21時からのN響アワーが朝比奈隆さんの特集だったので、チャンネルを切替えてて
ロスタイムのゴールシーンは見損ねたのですが、あんなのじゃ別に見逃してもねぇ。

最終予選の組合せ抽選は27日、3次予選の成績というのは全然関係無く、
豪州&イランと同組か韓国と同組になるかはサウジとの抽選次第らしいです。
誰がくじ引きするのかな?できたら韓国と同組の方が良さそうですね。
少なくとも豪州・イラン・サウジと当たらなくてすむわけですし。
[最終予選組み合わせについてはココがわかりやすそう]
3次予選は2位でもいいんだと割り切ってじっくり後任を選んでいれば、
こんな心配はしなくてすんだのにねぇ・・・。

ワールドカップ・アジア3次予選

日本 1-0 バーレーン



さて、オランダvsロシアですが、ロシアの完勝でしたね。
日程に余裕があったはずのオランダが先に足が止まるとは思いませんでしたが、
フィジカルの調整も含めてロシアが全て上回っていたのではないでしょうか。
アルシャーヴィンはもちろん、どの選手も技術がしっかりしていたし、
その彼らが共通理解の下でホイッスルが鳴り終るまで縦横無尽に走っていて、
その「走る」という部分でオランダが完敗。セカンドボールも拾えず、
チャンスで誰かゴール前まで攻めてもサポートや追い越す動きとかが無く。
オランダが前半にあった決定機のどれかをモノにしていたらわからなかったかも
しれませんが、逆にロシアにもう少し決定力がありファン・デル・サールが
いなかったら90分で決着(ロシアの勝利)していたでしょうし・・・。
さすがはヒディンクさん、いいチームを作りますよね。このままロシアが
優勝しても不思議ではないですね(ただしアルシャーヴィンの存在が最低条件)。
オランダはスナイデルとファン・ニステルローイは頑張ってたんですけどね・・・
後半から出たファン・ペルシーなんて何しに出てきたんだ?って思うくらい
淡白でスタミナ切れも早かったし。彼じゃなくてロッベンの方がよかったのでは?
代表引退のファン・デル・サールがとても気の毒でした。

ユーロ2008 準々決勝

オランダ 1-3 ロシア


スポーツナビ080622
時事通信080622

ヒディンクのロシアがオランダを下し準決勝進出
【スポーツナビ 2008年6月22日】
 ユーロ(欧州選手権)2008ではまたしても波乱が起こった。ロシアがオランダとの準々決勝を延長戦の末3-1で制したのだ。グループリーグ最終戦のルーマニア戦では多くの選手を入れ替えたファン・バステン監督は、この試合で再びイタリア戦、フランス戦と同じレギュラー陣を起用。ファン・ペルシとロッベンはまたしてもベンチからのスタートとなった。
 一方のヒディンクは、オランダほど選手の選択に悩むことはない。これまで通り4-1-3-2のフォーメーションで、セカンドトップのアルシャービンとスピードのあるパブリュチェンコに攻撃を託した。意外にも序盤は完全なロシアのペース。ヒディンクのチームが長所を前面に押し出し、自分たちのやり方で試合を進めていた。天才アルシャービンがボールをキープし、中盤のセムショフ、ズィリャノフ、サエンコの動きを引き出していく。オランダはプレスをかけず、ロシアに自由にプレーさせたことで苦戦を招いていた。
 前半7分にはジルコフがFKからゴールを襲ったが、ファン・デル・サールがはじいてCKに。8分にはパブリュチェンコが大きなチャンスを迎えたが、セムショフからのクロスにヘディングでうまく合わせることができなかった。ロシアにゴールの予感が漂っていたことは確かだ。オランダがこれほど苦戦したのは今大会初めてで、特にファン・ブロンクホルストのサイドが非常に苦しめられていた。右サイドではブラルース(先日娘を亡くしたが出場し、サポーターからの大声援に勇気付けられた)が無難に抑えていた。
 全体的に見て、オランダはほとんど何もできていなかった。この試合でもデ・ヨンとエンゲラールを中盤のセンターに起用するのは慎重すぎる選択だと感じられた。オランダの数少ないチャンス(3分にカイト、20分にスナイデル)がルーズボールの奪取から生まれたのも偶然ではない。もっとプレスをかける必要があったが、突然夏になったようなバーゼルの暑さの中、オレンジ軍団は最大の武器を生かすことができなかった。
 流れが悪いことを感じ取ったファン・バステンは20分前後にスナイデルとカイトのポジションを入れ替え、左サイドを封じようとしたが、オランダが攻撃を繰り出せる気配は全くない。27分にはようやくチャンスが訪れたが、CKからのボールを受けたエンゲラールのシュートは1メートルほど枠を外れた。少なくともアルシャービンに対するデ・ヨンのマンマークは機能し始めていたが、チャンスが生まれるのはセットプレーのみ。30分にはファン・デル・ファールトのFKに合わせたファン・ニステルローイ(明らかにロシア選手に抑えられていた)のシュートがわずかにゴールの横に逸れた。
 ロシアも黙ってはいない。32分には教科書通りのカウンターからアルシャービンがシュートを放ったがファン・デル・サールの奇跡的なセーブに阻まれてしまった。さらにコロディンが2発の長距離砲を放つ。37分にはファン・ニステルローイのシュートがアキンフェエフを襲い、ロシアのマークにもすきがないわけではないことを証明した。前半の最後にはスナイデルとファン・デル・ファールトが30メートルのFKからゴールを狙ったがいずれも決まらず。0-0のままハーフタイムを迎えた。
 ファン・バステンは後半開始からカイトを下げてファン・ペルシを投入。46分にはスナイデル(左サイドに戻った)が起点となり、ファン・デル・ファールトがラストパスを出したが、ファン・ペルシがチャンスを無駄にしてしまった。その3分後にはファン・デル・ファールトのFKが惜しくも外れる。しかし、オランダは落ち着いてプレーできていない様子だった。
 50分にはアルシャービンに悪質なファウルを仕掛けたブラルースにイエローカード。ロシアはFKでゴールに迫り、アルシャービンがペナルティーエリア内でファウル(マタイセンのショルダーチャージ)を受けたかに見えた場面もあった。ファン・バステンは54分にブラルースを下げ、大会前までレギュラーだったハイティンハを投入。ブラルースは観客席からのスタンディングオベーションで送り出された。
 しかし状況に改善は見られない。その直後にはズィリャノフにひじ打ちを喰らわせたファン・ペルシも警告を受けた。オランダは明らかにいら立っており、ヒディンクのチームにそのすきを突かれてしまった。56分、アルシャービンのパスを受けたセマクがハイティンハの守備範囲を突破し、中央へクロス。パブリュチェンコがボールに足を出し、ロシアが先制点を奪った。オランダの守備陣はただ見ているだけだった。
 攻撃に転じたオランダは、ロシアにカウンターを許してしまい、58分にはサエンコが追加点を狙う。ファン・デル・ファールトはサエンコへのファウルでイエローカードを受けた。
 ファン・バステンは、技術に優れた中盤の選手を投入する必要があると考えたようだ。62分にエンゲラールを下げ、アフェライを投入。これで交代枠をすべて使い切った。エンゲラールとデ・ヨンのどちらかはこの試合を休ませ、イタリアかスペインとの準決勝で復帰させた方が良かったのかもしれない。
 ファン・デル・ファールトを司令塔としてオランダは攻撃の組み立てを試みる。ヒディンクもすぐさま対応し、69分にセムショフを下げてビリャレトディノフをチームに加えた。ロシアは見事なパスワークから美しい攻撃を仕掛けた。ロシアはカウンターから何度もオランダを脅かした。オランダのチャンスはセットプレーのみ。71分にはファン・ペルシのFKがゴールの上を越えた。77分にはパブリュチェンコがファン・デル・サールの目の前からのシュートを失敗。
 パブリュチェンコではなく負傷したポグレブニャクが出場していたらロシアはどうなっていたのだろうか。79分にはセマクの蹴り損なったクロスがクロスバーをかすめ、83分には途中出場のトルビンスキが無人のゴールへのシュートを決められなかった。オランダがロシアのゴールに迫るのはスナイデルのミドルシュートやセットプレーのみ。しかし86分にはそのセットプレーからゴールが生まれた。イグナシェビッチのマークを外したファン・ニステルローイが、フリーで合わせてヘディングでゴール。終わりかけたかに見えた試合を延長戦へと持ち込んだ。
 しかしロシアがここで終わることはなかった。オランダはスナイデルを中心にゴールを脅かしたが、ロシアは自分たちらしいプレーを変えない。アルシャービンが二度ゴール前に抜け出したが、完ぺきなシュートを放つことはできなかった。98分にはパブリュチェンコのペナルティーエリア外からのシュートが惜しくもクロスバーをたたく。非常にめまぐるしい展開の試合となってきた。95分と98分にはファン・ペルシとアフェライがアキンフェエフのゴールに迫る。99分にはアルシャービンからの絶妙なパスをトルビンスキが決められず、101分にはコロディンのFKがポストをかすめた。
 延長の前半はこれで終了。後半の107分にはジルコフがペナルティーエリア内でファウル(ハイティンハに明らかに踏まれていた)を受けたとしてロシアが抗議。オランダはPK戦を望んでいる様子だった。パブリュチェンコはまたしても無人のゴールへのシュートを外してしまう(110分)。
 時には美しいサッカーが報われることもあるようだ。それは112分に起こった。左サイドでアルシャービンがこの日何度目かの突破を仕掛け、ゴールラインすれすれのクロスを上げると、これがファン・デル・サールの意表を突く弾道となった。ファーポスト側へ届いたボールにトルビンスキが飛び込み、スコアは2-1。
 しかし、まだ終わりではなかった。116分にはアルシャービンが自らゴール。ハイティンハに当たったボールがファン・デル・サールの股間を抜き、最終スコアを3-1とした。オランダは文字通りヒディンクに沈黙させられ、大会から姿を消した。“魔法使い”ヒディンクはまたしてもやってくれた。韓国で奇跡を起こし、オーストラリアでも偉業に近い成績を残し、ロシアを準決勝へと導いた。
 ロシアは、ソ連として出場し、決勝でオランダに敗れた1988年大会以来の準決勝進出となる。大陸制覇に最も近いと予想されていたオランダは、早くも希望を絶たれてしまった。
 ユーロは奇妙な大会である。2004年にはギリシャが優勝。今大会ではグループリーグを首位で突破した4チームのうち3チームまでが準決勝へ進めなかった。残りの1チームとなったスペインは日曜日にイタリアと対戦する。


“オランイェ”はなぜ敗れたのか オランダ 1-3 ロシア
【スポーツナビ:中田徹 2008年6月22日】
■ヒディンク「私はオランダ人の敵で、オランダ人は私の敵だ」

 「10、9、8、7、6、5、4、3、2、1」「ドップーン!」
 そして大拍手と歓声。

 ミットレレ・ラインブルッケ橋から、次々にオランダ人が30メートル下に流れるライン川へ飛び込んで行く。よほど気持ちがいいのか、2度3度と飛び込む者もいた。
 バーゼルの町は旧市街のみならず、川までもオランダ人が占拠した。その数、10万から15万人。グループリーグのイタリア戦でベルンまで来たオランダ人が4万人と見積もられているから、快進撃を続ける“オランイェ”(オランダ代表の愛称)に対するオランダ人の期待がエスカレートしているのがよく分かる。
 普段はドイツ語、フランス語が飛び交うバーゼルの町。しかし試合前の旧市街はオランダ語ばかりが聞こえてきた。
 そう言えば、グループリーグの期間中、相当にぎやかだったロシア人の姿は、この日はほとんど町の中で見かけることがなかった。試合の前からオランダの圧勝である。
「すごいフェスティバルだ」
 アイントホーフェンからやって来たという老人はこう言った。
「ロシアのチームはそれほど大したことはない。オランダの敵はたったひとり、フース・ヒディンクだ。彼がロシアで一番怖い」
 ヒディンクは、「オランダ対ロシア戦の日、私はオランダ人の敵で、オランダ人は私の敵だ。しかし翌日は友達に戻っているだろう」と、母国・オランダ戦の勝利に向けて燃えていた。


■グループリーグ3試合目で“Bチーム”を編成するのは正解か

 試合は終わった。お互い攻撃的に戦った熱戦は、ロシアが延長戦の末に3-1で勝利した。技術、戦術、フィジカルのすべてでロシアがオランダを上回った。
 不思議なのは、グループリーグ最終戦を“Bチーム”で戦い、ロシア戦では休養十分だったオランダが、明らかにフィジカルで劣っていたことだ。ロシアは3日前、スウェーデンと激戦の末、ようやく準々決勝進出を決めたばかりだった。
「何でフィジカルがこうなってしまったのか、自分でも分からない」
 オランダのファン・バステン監督は語った。ロシアのヒディンク監督は、「わずか2日しか準備期間がなく、大変難しい試合だった。オランダ戦に関することは、昨日のスタジアム練習の10分間、そしてホテルでのミーティングだけだった」と語る。これでは、なぜ、ロシアの方がフィジカルが優れていたか――の答えにはならない。
 ひとつ問題を提起しておきたいのは、グループリーグ3試合目で“Bチーム”を編成するのは果たして正解か――ということである。
 今大会の準々決勝は、ここまで3試合を終え、グループリーグ首位チームが3連敗中である。この3チームは、グループリーグ第2戦目に1位勝ち抜けを確定しており、2位以下のチームに比べてハッキリとした強さを誇っていたはずである。ところが、3試合目を休んで約1週間の休養を取った直後の試合で、ポルトガルもオランダもおかしな試合をして負けてしまった。
 ヒディンクは延長戦に入ってなお、まだ2人しか交代枠を使っていなかった。112分にロシアが2-1とする直前、ファン・ニステルローイが負傷したが、ファン・バステン監督はすでに3人を代えており、ファン・ニステルローイを起用し続けなければならなかった。
 監督の交代策の違いは、やはりフィジカルコンディションの差から出た。
 ファン・バステン監督は、「ブラルースのフィジカルが悪く、早く交代枠を使う必要があった」と言った。ブラルースの場合、プライベートの悲しい問題(生まれたばかりの娘が死去)もあったため理解できるが、ファン・バステンは、「今日はそれ以外にも何人かシャープさを保てていない選手がいた」という。
 実はオランダでは、グループリーグ3試合目のルーマニア戦を「フルメンバーに近い編成で戦うべきではないか」という意見がいくつかあった。いわく、「ユーロ(欧州選手権)のような短期決戦では、5月までの複数大会を同時並行で戦うシーズンとは違う調整方法が必要になる」というものである。
「せっかくいいリズムをつかんで2試合戦ったのに、3試合目で休んで準々決勝までの間隔を空けてしまうと、もう一度いいリズムを取り戻すのが難しい」という意見は、まさにポルトガル、オランダに当てはまる。


■完成形を作ったにもかかわらず優勝できなかったオランダ

 別の考え方もある。「オランダはピークが早く来過ぎたのではないか」というものだ。オランダは明らかに初戦のイタリア戦に照準を当てて調整してきた。それがうまくいき、その後のグループリーグ突破に勢いをつけたのは良かったが、ロシア戦で失速してしまったという考え方である。これは1986年のワールドカップ(W杯)・メキシコ大会でスペインに1-5と大敗したデンマークと同じパターンだ。
 そういえば、大会序盤のオランダは、「機械のようなオレンジ」「トータルフットボール」というように、1974年のオランダ代表に付けられたニックネームが各国メディアの間で復活したが、個人的には1986年のデンマークに近いチームだなと思っていた。イタリアを3-0、フランスを4-1と大破し、ベルンを熱狂させたオランダは、まるでウルグアイを6-1の大差で破ってネツァワルコヨトルの住民を狂喜させたデンマークのようだった。
 今回のオランダも、昔のデンマークも、共に強い印象を残しながらはかなく散った。オランダにとって残念だったのは、ファン・バステンがオランダリーグ勢を大量に代表入りさせ、彼らが各国トップリーグの中心選手に成長し、人間性も増した中、今大会で完成形を一度作ったにもかかわらずタイトルを取れなかったことだ。2年前のW杯ではポルトガルと大乱闘試合を演じ、敗れ去ったオランダ。今大会では、イタリア戦でガットゥーゾらがオランダを相当挑発したらしいが、オランダの選手はポルトガル戦のことを思い出してぐっとこらえて戦ったという。それでもW杯同様、「死の組」を早々に突破しておきながら、トーナメントの初戦で負けたことに違いはない。
 果たして2年後のW杯で、オランダはトーナメントの初戦を突破できるか。それは新監督ファン・マルワイクに課せられた重い宿題である。




サッカーの日本代表はサッパリでしたが、F1では・・・

フランスGPはフェラーリがワン・ツー・フィニッシュでしたが、
トヨタのトゥルーリが見事に3位!!!おめでとうございます!
先日ラリー事故で亡くなられたらしい、トヨタ・レーシングの生みの親とも言える
オベ・アンダーソン氏の墓前に、大きな‘花’を添えることができてよかったです。
PLANETF1com080622マッサ
PLANETF1com080622トゥルーリ

フランスGP決勝、フェラーリが1-2! トヨタがアンダーソン氏に捧げる3位、
中嶋15位
【Yahoo!:TopNews 2008年6月22日】
2008年F1第8戦フランスGPが6月22日(日)、マニ-クール・サーキット(1周/4.411km、22日決勝70周/308.586km)で3日目を迎え、現地時間14時(日本時間21時)から決勝が行われた。

予選では、キミ・ライコネンがフェラーリにとって200回目のポールポジションを獲得。2位にチームメートのフェリペ・マッサが入った。3位はルイス・ハミルトン(マクラーレン)だったが、前戦カナダGPのピットレーンで接触事故を起こし、10グリッド降格処分がすでに決まっている。また、15位のニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)も同様の接触で10グリッド降格となっている。さらに、スチュワードは、予選においてヘイキ・コバライネン(マクラーレン)がマーク・ウェバー(レッドブル)の進路妨害をしたとして、5グリッド降格処分が科された。コバライネンは6位で予選を終えたが、10番グリッドからレースに挑む。

決勝直前の天候はくもりだが、現地時間14時30分ごろに雨が降るとの予報が出されている。路面温度は31度、気温25度のドライコンディション。

タイヤウォーマーが外され、ソフトタイヤ(ソフトコンパウンド)を履いているのは、ハミルトン、中嶋一貴(ウィリアムズ)、ロズベルグら数台。その他のドライバーはハードタイヤ(ミディアムコンパウンド)を選択している。

問題なく全車スタートを切り1コーナーへと向かう。ルノーのホームグランプリで3番グリッドからスタートしていたフェルナンド・アロンソが出遅れ、5番手まで順位を落とした。

数周後、ジェンソン・バトン(HONDA)が最終コーナーでオーバーランしバリアに接触、フロントウイングを破損したため緊急ピットインを行った。

序盤にハミルトンがセバスチャン・ベッテル(トロ・ロッソ)を抜くときにシケインカットし審議。ドライブスルーペナルティーが科せられ、13周を終えところでピットに向かい、9番手から13番手に後退してしまった。16周目、アロンソがピットへ向かい、タイヤ交換と給油を行う。アロンソはハミルトンの前12番手で復帰、ハミルトンを抑えている。さらに、バトンが再びピットへ入りそのままリタイアとなった。

20周あたりから、ピットが動き始める。ハミルトン、トゥルーリ、クビサ、ライコネン、グロックなど上位陣がピットに向かった。3、4番手で走行していたネルソン・ピケJr.(ルノー)とコバライネンが同時に26周目でピットへ向かった。ピット作業は終わったが、ピットレーンでピケJr.のマシンが加速せず、コバライネンが前に出る。

スタートから30分が経過しても天候は変わらずくもりのままで、雨は降り出さなかった。

レース中盤、トップを走行中のライコネンのタイムが上がらず、2番手のマッサに詰め寄られる。それまで6秒以上ギャップがあったふたりだったが、差は瞬く間に2秒以内に縮まった。39周目、ついにマッサがライコネンの前に出た。ライコネンはマシン右側のエキゾースト部分にトラブルが発生。しかし、何とか走行を続けた。

ロズベルグが40周目にようやくピットに向かった。ロズベルグはスタート時、白いラインが入ったソフトタイヤを選択、ピットストップではハードタイヤに履き替えた。ロズベルグは1回ストップのようだ。

43周目に2回目のピットストップが始まる。ハード、ハードと履いたドライバーはソフトタイヤに履き替えてコースに戻る。53周目に2番手を走行のライコネンがピットに入ったが、スタッフはタイヤ交換と給油をしただけでライコネンをコースに送り出した。

レース終盤、雨が降り出したが、この時点でピットでの動きは見られない。雨はレースに大きな影響を及ぼさなかった。

雨の中、3番手のトゥルーリ、4番手のコバライネン、5番手のクビサの間で表彰台争いが展開される。トゥルーリとコバライネンがホイール・トゥ・ホイールで並ぶが、トゥルーリも負けていない。再三、コバライネンがアデレイドヘアピンでトゥルーリを狙うが前に出られず。残り2周、ターン11、12でトゥルーリとコバライネンが並ぶが、コバライネンがシケインをカットしたため順位は変わらず、そのままチェッカーを受けた。トヨタは元チーム代表、オベ・アンダーソン氏に捧げる表彰台を獲得した。

フランスGPを制したのは、フェラーリのマッサ。スペインGP以来今季3回目、通算8回目。2位にはレース中盤にトラブルが発生したライコネンが入った。フェラーリは今季3回目の1-2フィニッシュ。

3位以下ポイントを獲得した8位までは次の通りだった。
3位にヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)、4位にヘイキ・コバライネン(マクラーレン)、5位ロバート・クビサ(BMWザウバー)、6位マーク・ウェバー(レッドブル)、7位ネルソン・ピケJr.(ルノー)、8位フェルナンド・アロンソ(ルノー)。

9位以下の日本勢はティモ・グロック(トヨタ)が11位、ルーベンス・バリチェロ(HONDA)が14位、中嶋一貴(ウィリアムズ)が15位だった。

ルノーがホームグランプリで今季初のW入賞を果たしている。

ファステストラップは、キミ・ライコネン(フェラーリ)が16周目で記録した1分16秒630。

ドライバーとFIAとの間で話し合いが行われているドライバーのグランプリ出場料問題。ボイコットの可能性がうわさされているが、F1サーカスはシルバーストンへと向かう。ハミルトン、バトンの母国グランプリで、満員の中開催予定。第9戦イギリスGPのフリープラクティス1回目は7月4日(金)、現地時間10時(日本時間18時)スタートする。


F1フランスGP、トラブル発生もフェラーリ今季3度目ワン・ツー、トヨタ表彰台!
【Yahoo!:ISM 2008年6月22日】
 2008年F1第8戦のフランスGPは、現地時間(以下、現地時間)22日、サーキット・ド・マニ-クール(1周4.411km)で決勝日を迎えた。午後2時(日本時間:午後9時)より、70周の決勝レースが行なわれ、フェラーリのフェリペ・マッサが、1時間31分50秒245(平均速度201.608km/h)で、自身通算8勝目、第5戦トルコGP以来となる今季3勝目を挙げた。また、トヨタのヤルノ・トゥルーリが自身3年ぶりの3位表彰台を獲得している。

 決勝スタート時の天候は曇り、気温25℃、路面温度は31℃のドライコンディション。スターティンググリッドには変更があった。マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトン、ウィリアムズのニコ・ロズベルグは前戦カナダGPにおけるピットレーン出口のアクシデントのため、10グリッド、マクラーレンのヘイッキ・コバライネンは前日の公式予選での進路妨害のため5グリッド、さらにHondaのルーベンス・バリチェッロがギアボックス交換で5グリッドとそれぞれ降格した結果、H.コバライネン10番グリッド、L.ハミルトン13番グリッド、N.ロズベルグ19番グリッド、R.バリチェッロが最後尾に並んだ。

 フェラーリの2台は序盤から速さを見せつけ、3番手以降を大きく引き離していた。特にポールスタートのキミ・ライッコネンは2番手F.マッサに対してもギャップを築いていたが、レース中盤にエキゾーストパイプが破損するトラブルに見舞われペースダウン。F.マッサがかわってトップに立ち、K.ライッコネンは2位を堅守。終盤に落ちてきた小雨の影響もなく、そのままチェッカーを受け、フェラーリが今季5勝目を今季3度目のワン・ツーフィニッシュで飾った。そして3位に、トヨタのJ.トゥルーリが入った。トヨタが表彰台を獲得するのは、2006年第3戦オーストラリアGPで、ラルフ・シューマッハが3位に入って以来で、J.トゥルーリ自身は2005年第5戦スペインGP以来3年ぶり。フランスGPを元チーム代表の故オベ・アンダーソン氏の追悼グランプリと位置づけていたトヨタにはうれしい結果となった。

 以下、入賞圏内は4位マクラーレンのH.コバライネン、5位BMWザウバーのロバート・クビサ、6位レッドブルのマーク・ウェーバー、7位はF1初入賞のルノーのネルソン・ピケJr.、8位同じくルノーのフェルナンド・アロンソ。マクラーレンのL.ハミルトンは、シケインカットで順位を上げたためドライブスルーペナルティーを受けたこともあり、10位ノーポイント。

 トヨタのティモ・グロックは11位、Hondaのルーベンス・バリチェッロ14位、ウィリアムズの中嶋一貴が15位で完走し、Hondaのジェンソン・バトンはリタイアに終わった。
Yahoo!ISM080622

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